目次
日本政策金融公庫へ、国の教育ローンを申し込む際に必要な書類とは、どのようなものでしょうか。不備があり、入学金などが払えないという事態は避けたいものです。いざというときに困らないようにご紹介いたします。
申込みに必要な書類とは?
国の教育ローンである、日本政策金融公庫に申し込みを行なう際には、下記のような書類が必要になります。
- 借入申込書
- 住民票の写しもしくは住民票記載事項証明書
- 運転免許証またはパスポート
- 源泉徴収票または確定申告書の控え
- 預金通帳
後述をしますが、入学資金と在学資金によって、必要になる書類が変わりますので、注意が必要です。
借入申込書
紙媒体で申込む際に必要となりますが、インターネットでの申込みの際には不要です。
住民票の写しもしくは住民票記載事項証明書
必ず世帯全員(続柄を含む)が記載されているものが必要です。
注意点として、本籍地と個人番号(マイナンバー)の記載がないものを使用してください。記載してある場合は、黒く塗りつぶしてから提出をしましょう。
運転免許証またはパスポート
コピーで提出をする場合、本籍地を黒く塗りつぶしてから提出をしましょう。
源泉徴収票または確定申告書の控え
直近分を用意しましょう。
もし、連帯保証人による保証を希望している場合、予定連帯保証人の方の源泉徴収票または確定申告書の控えも用意をしましょう。
預金通帳
ただの通帳ではなく、6カ月間以上の住宅ローン(家賃)と公共料金(電気、ガス、水道、電話など2種類以上)の支払い状況を確認できるものを用意してください。
公共料金をコンビニで支払っている方は、6ヶ月分以上の領収書を用意しましょう。また、クレジットカードで支払っている場合はカード利用明細書をあわせて用意してください。
入学資金と在学資金
申込みのないようが「入学資金」と「在学資金」の場合で必要となる書類の一部が異なります。
- 入学資金とは、入学金や受験費用など入学時に必要となる費用
- 在学資金とは、入学後にかかる費用
入学資金
入学資金の申込みの場合は「合格を確認することのできる書類」が必要になります。
- 合格通知書
- 入学許可証
これらの書類が必要になります。もちろん、合格前の申込みの場合は不要ですが、契約時までには必要になります。
在学資金の場合
在学資金の場合には、在学を確認できる書類と使い道が確認できる書類です。
- 学生証または在学証明書
- 授業料納付通知書
これらの書類が必要になります。
まとめ
国の教育ローンの申込みの書類について簡単に紹介をしてきました。
書類の中で間違えてしまいがちなのは、預金通帳であると思います。これは公共料金と住宅ローン(家賃)を確認するための書類になりますので、勘違いをしないようにしましょう。
公共料金が銀行引き落としではなく、コンビニで支払っている場合は、6ヶ月以上の支払いを証明するために領収書が必要になります。また、2種類以上の公共料金の支払いを証明する必要がありますので、これも注意が必要です。
また、入学資金と在学資金では、必要になる書類は、間違える可能性は極めて低いと思いますが、間違えないようしましょう。