教育ローンの1つの形として、学校提携の教育ローンがあります。学校などのホームページなどで紹介されていますので、一見すると有利な借入に見えますが実際のところは、どうなでしょうか。進学資金を用意する上では1つの手段ですが、もっとも有利な教育ローンになるのでしょうか、紹介をしていきます。
学校提携の教育ローン
学校提携の教育ローンですが、これは信販会社が提供する教育ローンになります。学校により提携している場所としていない場所が異なるうえ、教育ローンの金利が異なる少し利用しにくいローンなのかもしれません。
金利が異なるとはいいましても、A大学では10%、B大学では2%のようなおかしな利率ではなく、平均すると4%前後で推移をしています。
学校のホームページなどで紹介されていますので、一見すると非常に有利な教育ローンのように見え、ついつい利用したくなってしまいますが、教育ローンに関しては国の教育ローンがもっとも低金利です。
資金の利用使途について
国の教育ローン以外にも様々な金融機関が教育ローンを提供しており、どこまでが教育ローンとして認められるのかも金融機関ごとに異なります。
たとえば、家賃や生活費までを教育資金と認めローンにしてくれる場所もあれば、額が不確定な生活費などは教育ローンとしては認められないという金融機関もあります。
では、学校提携の教育ローンではどうなのかといえば、これはどの信販会社であっても授業料や入学金のみとしています。また、支払い方法も学校へ信販会社が直接入金をします。
つまり、子供の1人暮らしの住宅の敷金礼金などを教育ローンで賄おうかしらと考えている場合、学校提携の教育ローンを利用した場合、別にまた教育ローンをどこかの金融機関から融資をしてもらう必要があります。これでは二度手間もいいところです。返済のことまで考えると、余計にお金がかかってしまうので逆に不経済です。
教育ローンは最終的には利子をつけて返済をするものですから、利用するのであれば返済のことまできちんと計画して利用する必要があります。
学校提携の教育ローンが活きる場面
学校提携の教育ローンがもっとも活きる場面が、学費などの振込日が目前に迫り、資金の準備が全く間に合わないときに、学校提携の教育ローンがもっとも活きます。
基本的にネットで申込むと24時間以内に査定が完了し、数日以内もしくは任意の日に学校へ直接入金をしてくれますので、時間がないときにはもっとも頼りになるものです。
基本的にはこのようなケースに陥らないように、数か月前から各金融機関へアプローチをかけて、手堅く教育ローンを利用することが重要です。しかし、なにかしらのトラブルで行動開始日が遅くなり、目前になった場合は学校提携の教育ローンです。
もし、学校提携の教育ローンの審査に落ちたら、カードローンなどを利用しまよう。銀行系のカードローンなら総量規制の対象外などので、金利は高いのですがお金を用意することができます。
未納がもっともマズイので、それを避けるために様々な策をめぐらすのが重要です。
まとめ
学校提携の教育ローンがあります。これは信販会社が提供している教育ローンであり、審査が1日で終了し、早い段階で学校へ直接入金されます。そのため、教育資金の準備が間に合わなかったときには非常に役に立ちます。
ただし、授業料、入学金などに使用使途が限定されるうえ、利用できる学校とできない学校があります。さらに、金利も学校により異なりますので、上手に利用することが求められます。
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