child128_128教育ローンは様々ですが、どのような教育ローンを選ぶべきなのでしょうか。進学する学校によって、教育ローンの選び方は異なってくると思われます。そして、現在は教育ローンを多くの金融機関が行っていますので、選択肢が非常に広がっています。そのため、きちんと最適な教育ローンを選ばなければ、損をする可能性があります。今回は教育ローンの選び方を紹介します。

教育ローンの選び方

国の教育ローンは、以前は複数あったのですが、現在では日本政策金融公庫の行っている教育ローンのみしか利用することが出来なくっています。逆に民間の金融機関の教育ローンは複数存在しますので、こちらは非常に選択肢が多くなります。

この際、最適な教育ローンを選ぶポイントになるのが、下記のものであるといえます。

  • 無理のない返済
  • 元金据置プランがあるのか
  • 固定金利か変動金利か
  • 返済期間をどうするか

これらを考えて教育ローンを選ぶ必要があります。例えば、借りることのできる上限額が高い、金利が低いというのは教育ローンでは魅力的なことですが、それのみに気をとられて上記の点を見逃して借りてしまいすと、教育ローンの滞納に繋がってしまいます。

もし、兄弟がいるのであれば、教育ローンの滞納というのは下の子の進学時に大きな禍根を残すことになりますので、考えて借りるようにする必要があります。

また、大前提として子供が進学したいのか、どのような進路を考えているのかをヒアリングを行うことが重要になります。

無理のない返済か?

教育ローンを利用する際には、家計とのバランスを考える必要があります。複数のローン、例えば、マイカーローンや住宅ローンがある上に、教育ローンまでしてしまいますと、返済が出来たとしても生活が苦しくなる可能性が十分に考えられます。

また、親の自身の老後の蓄えなどのことも考えなければなりませんので、返済シミュレーションをしっかりと立て、収入と収支のバランスが崩れていないのか、確認をする必要があります。

元金据置返済が可能か?

元金据置返済とは、子供の在学中は利息のみの支払いでよく、子供が卒業したら元金も返済をするという方式の返済プランです。

支払総額に関しては高額になってしまうのですが、子供が在学中は教育ローンにより、家計が圧迫されないようにすることのできるプランになります。

兄弟がいる場合では、滞納する可能性が低いので、兄弟で教育ローンを利用する場合には、この元金据置偏差が出来るのかを確認する必要があります。

固定金利か変動金利

固定金利は金利が高い反面、どのような状況になっても金利が変わらないというメリットがあります。長期的に返済をするのであれば、変動金利よりも固定金利にしておいた方が安心であるといえます。

一方、変動金利は固定金利よりも金利が低いのですが、情勢の変化で金利が上がったり下がったりする可能性があるのです。短期間で教育ローンを返済すること考えている場合は、変動金利の方がお得になりますが、5年以上かけて返済をするのであれば、固定金利の方が安全かもしれません。

返済期間をどうするか

教育ローンの特徴として、返済期間が長いものが多いということです。その分、支払総額が高くはなりますが、返済期間が長い方が、家計の圧迫にはならないでしょう。

どちらにせよ、無理のない返済プランを練る際には返済期間も考える必要があります。特に長期返済で教育ローンを利用するのであれば、固定金利にしておいた方が安心であるといえます。

まとめ

教育ローンを選ぶ際のポイントは、子供がどのような進路に進みたいのかをヒアリングする必要があります。親の意向ではなく子供がどうしたいかによって、親は教育ローンを借りるかどうかを考えるべきです。
そして、借りるのであれば下記のポイントを見ておきましょう。

  • 無理のない返済
  • 元金据置プランがあるのか
  • 固定金利か変動金利か
  • 返済期間をどうするか

返済することができずに、滞納をしてしまうというのが一番、不味い結果なので、よくよく考えて利用をしましょう。